クイズdeメンテ2013年05月~GR地絡継電器の動作

(誤り)(1):×
6.6kV配電線は非接地系統であるため、一線地絡時の帰路は対地->健全相の対地インピーダンスとなり、線路の対地容量の影響が大きい。P1とP2では配電用変圧器からの対地容量の合計が異なるので地絡電流も異なる。 

(正解)(1):〇
6.6kV配電線は非接地系統であるため、一線地絡時の帰路は対地->健全相の対地インピーダンスである。
I=jωCVにより、健全相の対地インピーダンスを戻る電流は対地容量に比例し、対地容量1Cの健全相戻り電流をIとすると、対地容量の合計は21Cなので、
戻り電流の合計=21I=地絡地点における一線地絡電流 である。
P1、P2いずれの地絡でも対地容量の合計は21Cで同じなので、一線地絡電流も21Iで同じになる。
P1、P2地絡時にZCTを流れる電流は、下の2つの図により下表のようになる。
   P1地絡 P2地絡
ZCT1 20I   I
ZCT2 10I   11I

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(2):×
C2の対地容量がC1の10倍あるので、P2地絡時はかなりの事故電流がZCT2に戻る。よってP1地絡時にZCT1を通る電流アンバランスの方が大きい。

(3):×

(4):〇
C2の対地容量が大きいので、他需要家の事故でも事故電流の戻り経路となって配電線方向への事故電流が流れてしまい、GR2が動作するもらい事故となりやすい。

(5):〇
GR2を、Voと事故電流の位相を比較して配電線方向への事故電流なら動作しないDGRとすれば、もらい事故となる可能性は低くなる。

 

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クイズdeメンテ2013年04月~表示灯を定格外の電球に応急取替した場合

元のランプは12[V]-6[W]なので、0.5[A]であり、24[Ω]である。

ほうろう抵抗は、105Vを12Vと(105-12)Vに分圧するので、
ほうろう抵抗:24Ω=(105-12)V:12V
ほうろう抵抗= 24×(105-12)/12=186[Ω]
また、ほうろう抵抗の発熱=V^2/r=(105-12)^2/186=46.5W

取替ランプは24[V]-6[W]なので、0.25[A]であり、96[Ω]である。

取替ランプの分圧は、ほうろう抵抗が186Ωなので
取替ランプの分圧=105V×96/(96+186)=35.7V

取替ランプの消費電力=V^2/r=35.7^2/96=13.3Wとなり、明るくなる。

また、ほうろう抵抗の発熱=V^2/r=(105-35.7)^2/186=25.8Wと小さくなる。

答: (2)(4)

 

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クイズdeメンテ2013年02月~店舗シャッターのシーケンス回路

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UP-SWとDOWN-SWに直列に「反対動作引き外しコイル」を付けて「反対動作引き外し接点」を動かせば、「引き外しコイル」と「引き外し接点」は制御盤の中で良く、PB-1は5本、PB-2は4本で良いと考えられる。

 

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しかし、シーケンス図通りに作らないとダメなので、この場合PB-1は8本、PB-2は7本必要。
 

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クイズdeメンテ2013年01月~低圧回路の故障原因

(1):〇
動力回路が地絡して、接地線電圧が210Vまで上昇した可能性が高い。

(2):×
動力t相の対地電圧は210Vあるので地絡していない。

(3):〇
接地線電圧が210Vまで上昇したので、50オームの接地抵抗を介して210/50=4.2Aが流れている。

(4):×
電灯r相の電圧は、210cos30°=182Vとなる。

(5):〇
電灯t相の電圧は、√(210^2+(210cos30°)^2)=278Vとなる。

 

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クイズdeメンテ2012年12月~アナログテスタによる電圧測定

各々のアナログテスターは、内部抵抗20kΩ/Vであることにより、各々50μAの電流でFullScaleを表示する。 

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この2つのアナログテスターを直列接続して、1100Vを測定すれば、44μAの電流が流れる。

よって、1000Vテスターは1000V×44/50μA=880V、250Vテスターは250V×44/50μA=220Vを表示する。

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 答え:(4)

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クイズdeメンテ2012年11月~GRの接続箇所

(3)は、地絡による電流アンバランスがZCTより負荷側でしか発生しないため、正しく動作しない。

(5)は、地絡による電流アンバランスを、地絡電流の対地帰路電流でZCT内で相殺してしまうため、正しく動作しない。

答え:(3)(5)  

 

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クイズdeメンテ2012年10月~相回転の確認

相回転がR→S→Tのとき、Is、Itは電圧と同相、Irは電圧より90°進むため、ベクトル図は概略下のようになる。

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このとき、S相のL1が明るくなるので、(1):〇、(2):×
逆相の場合は逆になるので、(3):×、(4):〇
コンデンサ容量が大きすぎる場合は、Ir≒0となるのでL1とL2がほぼ同じ明るさとなる。

(答え)誤りは(2)と(3) 

 

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クイズdeメンテ2012年09月~自家発電機の並列運転

(1):〇

(2):〇

(3):×
速度調定率=Δf/ΔPなので、G1の方が大きい

(4):〇
49.75Hzのとき、G1=900kW、G2=1000kW(定格)
定格出力超過運転を許容しないなら、合計最大電力は1,900kW

(5):×
400kW以下となっても、G2はガバナを最小(≅0)にするだけでディーゼル機関が有効電力を受け取って油が生まれるわけではない。

答え: (3)(5)

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と思ったが、(5)は違った。

(5)の答え:出力特性からわかるとおり、発電機(No.1)の出力が400kWになると発電機(No.2)の出力はゼロとなる。したがって、これよりも小さくなると発電機(No.2)は逆電力となることが分かる。

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クイズdeメンテ2012年08月~電動機のタイマー運転シーケンス

①はMg1の自己保持であり①=Mg1

ONのT1後(2秒後)にMg2がONになるので、④=T1

②はnotRがONになってT2後(5秒後)に切れるので、②=T2

T2はMg1がON状態のときにnotRがONで動作を始めるものであり、③=Mg1

 答え:(1)

 

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