納税者を迷宮へといざなうe-Tax

入力するのが面倒な株式取引などの所得税控除データが、マイナポータル連携で手入力なしで扱えると聞き、手入力なしで確定申告する方法を探っていたが、不可能だった。

(1)国税庁「確定申告書等作成コーナー」を利用する場合、所得税控除データはマイナポータル連携で申告書へ取り込むことができるが、会計ソフトが出力するxtxファイルを取り込むことが出来ないため、決算書データは会計ソフトのPDF出力を参照しながら手入力する必要がある。

(2)国税庁e-Tax(Web版、PC版)」を利用する場合、会計ソフトが出力するxtxファイルを取り込むことができるが、所得税控除データのマイナポータル連携が出来ないため、株式取引などのデータは証券会社などが提供するデータを参照しながら手入力する必要がある。

国は「行政のデジタル化」を進めているのだから、手入力なしで出来るに違いない、と信じたら最後、方々尋ねたり試行錯誤したり遠回りした挙句、このような結論に到達した。
出来そうで出来ない、まるで落とし穴にハマったような気がした。

スマート保安モドキ~その2

自作の電力測定回路の部品表は以下の通り。

・KIVは電圧入力用、VFFはRS485通信の接続用

・接続相の色のワニ口クリップの入手には制約があるように思えたため、接続相の色のバナナプラグに、バナナジャック付きワニ口クリップを接続予定

部品の入手がんばろう。

 

スマート保安モドキ~その1

続くかどうか分からないが、電気技術者としてやってみたかったことをのんびりとやってみる。

まず必要なのはPQVfの計測だと思うので、JW-CADの練習も兼ねて接続図を描いてみた。JW-CAD難しい。

電力ロガーは、PanasonicのKW2G-Hで作ったことがあるのだが、Panasonicのシリーズは近々終売になるとのことで、オムロンで計画した。

次は部品集めだ。

 

交通事故を起こしました1 & 電気管理の一人親方は順調です

・交通事故を起こした

・交差点において、自車が直進で、相手が反対車線から右折してくる、典型的な右直事故

・ある程度は減速したので、両者ともケガは無さそう

ドライブレコーダーの映像を確認したが、特筆すべき事実も無さそうなので、過失割合は判例どおりの8:2になると思う

・自分としては成す術なく衝突したので、2割の過失相殺をされるのは不本意だが、しょうがない

---

一人親方の方は、4月から市立の施設でかなりの件数を受け、首が回らなくなったので、ブログを書くのが疎かになった。

受託設備規模×受託件数による点数は32.8と、電気事業法上受けられる量のほぼ上限に到達した。

官庁手続きもだいたい終了し、多少の余裕がでてきたので、再び電気工学の面白そうなことをボチボチやりたいと思う。

 

(使用前自己確認)負荷試験、負荷遮断試験:2023年4月13日(木)

法改正により、2023年3月20日より、太陽光の使用前自己確認が500kW以上だったのが10kW以上に拡大された。

負荷試験時のPQVF確認と高調波は共立6310で、負荷遮断試験時の瞬時電圧は日置メモリーハイコーダMR8880にて行った。いずれも管理担当となる技術者の所有機器。

ちなみに、日置の電力品質アナライザPQ3100を使えば、両方の試験が1台で出来るようである。

GR試験器、OCR/OVGR試験器に続き、新しい試験器の操作方法と試験手順を次々に覚えなければならないので大変だが、これもまた楽し。





 

1件目顧客の外部委託業務承認書の受領と電気管理技術者開業手続きの全容解明

1件目顧客の外部委託業務承認書を保安監督部より頂きました。

これをもって、電気管理技術者の開業手続きの全容がわかりました。UnifiedModelingLanguageの「アクティビティ図」っぽいやつで手続きフローを作ってみました。

なお、これは実務経歴書をあらかじめ自分で保安監督部に打診する場合であり、先に技術者協会に連絡して、実務経歴書を技術者協会の審査担当にお世話になって作成する場合も多いかと思います。

長かったなぁー。

 

【開業しました】あけましておめでとうございます

一流の電気技術者になるという人生の目標を諦めきれず、前の会社を中途退職し、

本日、2023年1月1日に広島県にて個人事業主の「電気管理技術者」を開業いたしました

九州の皆さまとは多少縁遠くなってしまいましたが、日々の奮闘をあたたかく見守っていただきますよう、よろしくお願い申し上げます

 

 

リレー試験器練習し放題

技術者協会のウチの支所では専用の事務所を借りており、支所の先輩が「これで100遍練習せい!」ということで、練習中。

専用の事務所を借りておらず、喫茶店等で定例打合せをしている支所も多いそうです。

ありがたい環境です。

51OCRリレーとムサシIP-R1500試験器

 

双興DGR-1000K試験器とPAS用67DGRリレー

 

(年次点検)64OVGRのリレー試験:2022年11月24日(木)

(1) PASのDGR

PAS遮断前にDGR試験を実施したい場合は、Vcの結線を外せば動作しない。

(2) 電圧リレー

 ムサシのマルチリレー試験器IP-R1500で、51OCRの試験に引き続き、64OVGRの試験を実施しようとしたが、試験用の電圧ステップ出力をさせることができなかった。双興の電圧試験器DGR-1000Kを持ち出して実施した。

帰ってから取扱説明書を読んで確認。

【IP-R1500による電圧リレーの動作時間計測方法】
(1)電圧モードにする&接点切替をOFFにする
(2)計器部の電圧つまみで”ステップ前”電圧を設定する
(3)STARTボタンを押下し、電源部の電流電圧つまみ”ステップ後”電圧を設定し、STOPボタンを押下する
(4)接点切替をa/b-AUTOにし、タイマカウンタをリセットする
(5)STARTボタンを押下する