以前に似たような問題で間違えたので、今回はじっくり考えて正解した。
下図左の(P)(N)(A)(B)(C)を使えば、下図右のように操作盤1と操作盤2が作れるので、電線管1と電線管2の本数は各5本である。
以前に似たような問題で間違えたので、今回はじっくり考えて正解した。
下図左の(P)(N)(A)(B)(C)を使えば、下図右のように操作盤1と操作盤2が作れるので、電線管1と電線管2の本数は各5本である。
(1):○
48*(5/20)=12A→限時電流設定値4Aの3倍→動作時間7秒→ダイヤル2/10なので1.4秒
(2):○
100*(5/20)=20A→瞬時要素動作しない
(3):×
力率100%でも17.5A*(5/20)=4.35A→限時電流設定値を超えるので無理
(4):○
3000*(5/20)=750→瞬時要素動作する
(5):○
32*(5/20)=8A→限時電流設定値4Aの2倍→動作時間20秒→ダイヤル2/10なので4秒→2秒ではトリップしない
地絡経路を間違って理解していたので、間違えた。
(間違った理解)1線地絡電流→地中ケーブルのシース→対地静電容量を介して地面に流れる→アース線から回収される
(正しい理解)1線地絡電流→地中ケーブルのシース→アース線から地面に流れる→対地静電容量を介して配電線に回収される
よって、(3)や(5)が正しいと思ったが、正解は(1)と(2)であった。
「自家用電気技術者の疑問・難問ノート(関東電気保安協会)」でも、(2)が正しいとしている。
コンドルファ始動法が分からないので、勉強した。
※株式会社明電舎
資料番号:HG-002A-0911「誘導電動機の基礎-誘導電動機のトルク特性と始動方式」より抜粋
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ということで、リアクトル始動器の中性点を入れ→始動器を入れ→中性点を外してリアクトル始動にし→全電圧にし→始動器を外す
→(3)
「(1)~(5)全部誤りやん」と思ったがこれは勘違いで、接地抵抗は接地線と土中無限遠点間の抵抗(接地線電位=Tr中性点電位)かと思ったが、解説を見たら意図的に50Ωを挿入していた。B種接地工事は意図的に抵抗を挿入するものなのだろうか。
というわけで、接地線電位=GND電位ということで考えると、(3)(5)が誤り。
これは簡単。
電流計に流れる電流ICMは
ICM = IR2 - IT2
= (5/75)IR1 - (5/50)IT1
= (5/75)I - (5/50)Iexp(-j240°)
= (I/60)(7 - j3sqrt(3))
abs(ICM) = (I/60)sqrt(49+27)
= 0.1453I
0.1453I = 6.54Aだから
I = 45.0A
3相変圧器のCT結線をどうしたら良いか書いてある文献がなかなか見つからず、時間が掛かってしまった。
保護継電技術/電気書院 に書いてあった。
・変圧器巻線がYのときは、CTはΔにする
・変圧器巻線がΔのときは、CTはYにする
だそうな。
理由は、変圧器巻線がYでCTがYだと、1相地絡のときに零相電流がCTに流れ、87の相手方CTと偏差が生じ、変圧器内部事故じゃないのに87が動作する可能性があるからだそうな。
とうことで、これの正解は(4)。(4)は位相がずれることからも不適。
ちなみに、87については以下のサイトにも無料で読める解説がある。
変圧器保護(電流差動リレー方式)について | 音声付き電気技術解説講座 | 公益社団法人 日本電気技術者協会
U-X=Aコイル、V-Y=Bコイル、W-X=Cコイルとすると、最初のコイル加圧順A→B→Cと逆方向になるのは(4)。
2芯ケーブルE1-E2の抵抗は、水の抵抗をwとすると下図のようになる。
ここで、水槽が空の状態(U=OFF、ポンプ運転)から「運転」水位になったときのa-b抵抗はそれぞれ、
(1)=∞
(2)=2R+w
(3)=2R+w
(4)=R+w →ポンプ停止
(5)=R+w →ポンプ停止
となり、(4)と(5)は不適。
さらに、「停止」水位となったときのa-b抵抗は、
(1)=∞
(2)=R+w →ポンプ停止 →∞ →すぐにポンプ運転
(3)=R+w →ポンプ停止 →w
となり、(1)と(2)は不適。
(3)は、再び「運転」水位未満となれば∞となりU=OFFとなる。
正解:(3)