2台の変圧器を左から変圧器1、変圧器2とし、端子にも1、2の添え字をつけると、変圧器1次側ベクトル図は下図左のようになる。
変圧器2次側は、v1とv2が接続されているから、ベクトル図は下図右のようになる。
変圧器1の2次電圧=変圧器2の2次電圧=100/cos30°÷2=57.7Vであるから、
変圧比=200/57.7=3.47である。
(1):〇
(2):×
(3):〇
(4):〇
IUとIWは変圧器2次電流の変圧比の逆数であり、80÷3.47=23A
(5):×
2次回路は直列回路であるから、変圧器1と変圧器2の電流は同相である。1次では変圧器1の電流はV1→U1に流れる。また変圧器2の電流はU2→V2に流れる。従って、中相のIvは合計の46Aが流れる。